スタッフ&ダンサー

スタッフ

団長

飯田 宗孝
いいだ むねたか - Munetaka Iida

 1980年東京バレエ団入団以来、幅広い役を演じてきた。83年にはベジャール振付の『さすらう若者の歌』を溝下司朗とともに踊り、濃厚な叙情をたたえた舞台は観客に深い感銘を与えた。84年には『プレイ・バッハ』の主役に抜擢され、振付のクロード・ベッシーから大きな賛辞を贈られた。

 ベジャールの『ザ・カブキ』では定九郎と師直を演じて好評を博す。特に定九郎は、ベジャールが彼のキャラクターに触発されて振付けたものである。93年秋の海外公演では、ベジャール振付『M』の??シ(死)役に剃髪して臨み、その表現力が各地で高く評価された。94年キリアン振付『パーフェクト・コンセプション』世界初演では振付家との共同作業により繊細な内面世界の表現に成功。99年バレエ団初演のベジャール振付『くるみ割り人形』では、彼のために"マジック・キューピー"が創作された。その他、『白鳥の湖』の道化、『眠れる森の美女』の猫、『ラ・シルフィード』のマッジ、『タムタム』のソロ、『火の鳥』のパルチザン、『ドン・キホーテ』のサンチョ・パンサなどでも妙味を発揮、個性的な役作りに定評がある。バレエ・マスターとして後進の指導にも精力的に取り組み、2004年秋より東京バレエ団芸術監督に就任した。