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「コンチェルト・プロコフィエフ」
振付:フェリックス・ブラスカ(1993年8月振付家自身により改訂)
音楽:セルゲイ・プロコフィコフ

 ブラス力は、ロゼラ・ハイタワーの依頼により、この作品を1970年、マルセイユのオペラ劇場でまとめ、その後デンマーク・ロイヤル・バレエ団などがレパートリーとして採用。東京バレエ団は1973年3 月にこの作品『コンチェルト』を初演した後、同年8月から翌年 1月にまでまたがる第4次海外公演で上演。このとき、デンマークでもこの作品を上演し、当時のデンマーク・ロイヤル・バレエ団の芸術監督エリック・ブルーンが終演後、"本日の東京バレエ団の成果に敬意を表し、今後デンマーク・ロイヤル・バレエ団のレパートリーからこの作品をはずす"と宣言し、デンマークのダンサーたちを悲しませたものであった。

 音楽には、プロコフィエフの若く最も斬新な創作意欲にあふれていた時期の作品『ピアノ・コンチェルト第2番』が使用されている。男女1人ずつのエトワールを中心に、器械体操を思わせる動きをくり広げる群舞のアンサンブルが諧謔味、滑稽味を醸しだす印象的な作品である。

 1993年秋の第14次海外公演で再演するにあたり、同年8月に再び原振付者ブラス力を招き、若干の手直しを加えている。