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木村和夫 プリンシパル引退、渡辺理恵 退団のお知らせ

 1984年の入団以来、東京バレエ団を代表するダンサーとして数々の作品で活躍してまいりました木村和夫が、バレエ団の規定による定年を迎えたため、2018年3月末日をもってプリンシパルとしての務めを終えることになりました。
 木村は東京バレエ団が12月17日に上演するベジャールの「くるみ割り人形」に"M..."役で出演いたしますが、本公演が現役プリンシパルとしての最後の公演となります。終演後には木村が東京バレエ団に残した多大な功績をたたえて「特別団員」の称号を贈り、退団セレモニーを行う予定です。また、同日夜には東京バレエ団友の会「クラブ・アッサンブレ」のクリスマス・パーティーを予定しておりますが、そのパーティーの席で改めてファンの皆様にご挨拶させていただきます。なお、木村は2018年4月以降、引き続き後進の指導にあたります。
 また、プリンシパルの渡辺理恵も2018年3月末日で退団することになりました。渡辺は12月16日のベジャールの「くるみ割り人形」で"母"役を演じ、この舞台でバレエ団に別れを告げることになります。
 木村、渡辺を長年応援してくださったファンの皆様に心より御礼申し上げます。そして二人のラストステージをあたたかく見守っていただき、新たな旅立ちを祝福くださいますよう、お願い申し上げます。

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■ 木村和夫 ご挨拶

kimura.jpg プリンシパルとして最後の舞台に立つため、この数か月は指導者ではなくダンサーとしての役割に集中させてもらっています。今は毎日のリハーサルがとても楽しく、踊れる幸せを感じ、とても充実しています。終わってしまうのは寂しいですが、舞台を楽しみたいと思っています。
 ファンの方には昔から自分の成長を見守っていただき、本当にありがとうございます。最後の舞台では、「良いものをみせよう」という自分の欲ではなく、「全てを出し切ろう!」という気持ちで自分の愛したバレエの形を表現し、客席に想いを伝えたいと思っています。
 最後の最後にこのような機会を与えてもらい、感謝しかありません。こんな幸せなダンサーは他にいないと感じています。準備をおこたらないように、最後までしっかりと取り組みますので、どうぞ最後まで応援よろしくお願いいたします。





■ 渡辺理恵 ご挨拶

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 このたび退団するにあたり、「くるみ割り人形」を東京バレエ団在籍中の最後の舞台として迎えることになりました。これまでもこれからも、どの舞台も大切なものに変わりはなく、今回を特別にしてしまいたくない気持ちからお知らせすることを控えようかと迷いました。...別れはいつか来るものです。しかしそれは時に辛く、ビムを置いていってしまう母の姿も重なって心苦しくなりました。

 こうしてこの場をお借りして、皆様にお伝えできたことに感謝いたします。
 私からバレエは消えることはなく、また皆様とのご縁を繋いでくれると願っています。
 12月16日、劇場でお会いできることを心よりお待ちしております。