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新着情報2011/06/16

「白鳥の湖」明日(6/17)初日です!

東京バレエ団「白鳥の湖」、いよいよ明日初日を迎えます。

昨日(6/15)より会場のゆうぽうとホールに入り、昨夜は明日17日(金)のキャスト(上野水香×マシュー・ゴールディング)、本日は18日(土)のキャスト(小出領子×後藤晴雄)でのゲネプロが行われました。

上野水香とマシュー・ゴールディングは、4月の「ラ・バヤデール」に続いて2度目の共演となりますが、「ラ・バヤデール」ではパートナーこそ違え、同じマカロワ版をそれぞれのバレエ団で踊ってきていたものの、ゴールスキー版の「白鳥の湖」に出演するのはマシューにとって初めてのこと。
しかしマシューは、日本に立つ直前に届いた資料映像で、振りは勿論、マイムや舞台での動きも完璧に覚えて来日。限られた時間でのリハーサルでしたが、これまで何度もジークフリート王子を演じてきた高岸直樹の強力なサポートもあり、一日ごとに東京バレエ団の「白鳥の湖」に溶け込んでいきました。
稽古場での真摯で前向きな姿勢に、バレエ団のダンサーたちも多いに刺激を受けたようです。
上野水香はそんなマシューとしっかり向き合い、時にリードしながら、一日ごとに2人の「白鳥の湖」を形創ってきました
上野にとって十八番ともいえる「白鳥の湖」に、新たな伝説の舞台が誕生するかもしれません。

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ゲネプロ終了後も高岸直樹のダメ出しを受け、真剣な表情でひとつひとつの動きを確認する上野とマシュー。
翌日のリハーサルのための舞台で転換作業が始まっても、繰り返し練習を行っていた2人が舞台から離れたのはゲネプロが終わって30分以上経ってからでした。


一方、今回オデット/オディールに初めて挑む小出領子は、ベスト・パートナーの後藤晴雄のサポートもあって、初役とは思えない落ち着いた表情でゲネプロに臨んでいました。 
小柄で可憐な容姿の小出には、白の衣裳がよく映えます。白鳥の姿を変えられてしまった"姫"の品格が感じられるオデットでした。

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撮影:長谷川清徳


第3幕ではオデットとは打って変わって、誰もを魅了してしまう艶麗な眼差しが印象的なオディールに。
明後日の公演では後藤と2人でしっかり創り上げてきた、小出領子ならではのオデット/オディールをご覧いただけることと思います。

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ゲネプロの後、ストレッチをしながら身体をほぐしている小出領子。
衣装・メイクを付け、本番さながらのゲネプロを終え、少しだけリラックスしている様子が背中からもうかがえました。


上野水香とマシュー・ゴールディング、小出領子と後藤晴雄、2組のペアが紡ぎだす幻想的でドラマティックな舞台に、どうぞご期待ください。

新着情報2011/06/14

世界各地の公演に、東京バレエ団ダンサーが出演!

当ホームページ内の新着情報でお伝えした通り、斎藤友佳理、上野水香、田中結子が、海外で行われた公演に、ゲスト出演いたしました。

斎藤は、5月15日にキエフのシュエフチェンコ劇場で開催された東日本大震災チャリティ公演"Cinobu Takita and the ballet stars"に、上野水香は5月8日にベルリンのアドミラルパラストでの"Ballet Helps Japan International Charity Gala"に、そして田中は5月26日にカザンでのルドルフ・ヌレエフ・ダンスフェスティバルの「ラ・バヤデール」に、それぞれ出演。
公演を終えた3人の声を、公演当日の写真と合わせてお届けします。

◆斎藤友佳理

シェフチェンコ劇場には、東京バレエ団のロシア・ツアーで「ラ・シルフィード」と「ザ・カブキ」を踊って以来、19年ぶりに訪れましたが、リハーサル・ピアニストさんをはじめ、劇場にいらっしゃる方々がその時のことを覚えていてくださっていて、とても感激しました。
でも、19年前に踊っていたはずなのに、斜舞台で傾斜がとても大きく、ゲネプロの時にはあまりの傾斜にバランスがとれず、真っ青になってしまい、逃げようと思ったくらいでした!(笑)
また、今回踊った「カルメン」のパートナー、イルギス(ガリムーリン)とは、25年来の付き合いなのですが、一緒に踊ったのは今回が初めて。とても素晴らしいパートナーでした。
自分の母国のためのチャリティ公演で踊ることに、とても意味深いものを感じました。自分にできることがあり、それを全うできたことを嬉しく思っています。

20110614_01.JPG(左からマライン・ラドメイカー、ヤーナ・サレンコ、斎藤友佳理、イルギス・ガリムーリン)

◆上野水香

このチャリティ公演に"日本の助けになるのなら喜んで"と、たくさんの方が集まってくださったことがとても嬉しかったです。そして公演の最後にマラーホフさんが震災について語った「愛する日本の現状に胸を痛め、遠く離れた場所で苦しい思いをしているけれど、このような形で少しでも助けになったら嬉しい」という温かいスピーチにも、日本人として胸が熱くなりました。
3月11日の東日本大震災の後、困難な状況の中で、私たちが携わる芸術がどのような役割を果たすことができるのかとずっと考えていました。そんな中、3月にはフィレンツェで、5月にはベルリンでのチャリティ公演で踊る機会をいただきました。このような形で皆様のお役に少しでも立つことができることに気づかされた時、私自身とても救われたように思います。芸術が人の心を癒すことができるということを改めて感じました。

20110614_02.JPG(上野水香、ウラジーミル・マラーホフ)

◆田中結子

今回の出演は、5月の連休明け、本番の約3週間前に急遽いただいたお話でした。
ロシアに行くのも、1人で海外の公演に出演するのも初めてだった上、演目が「ラ・バヤデール」といっても自分が踊ってきたマカロワ版ではなかったので振付もよくわからず、出発前は正直不安でいっぱいでした。
でも、カザン到着してからは、パートナーの2人をはじめ、カザン国立歌劇場の皆さんにもとてもよくしていただき、全く支障はありませんでした。そして、何よりもバレエは全世界共通のものなのだということを改めて確認したように思います。
実は、4月に「ラ・バヤデール」で共演した、マシュー・ゴールディングさんもこのフェスティバルに参加されていて、現地で会うことができました。「ラ・バヤデール」では公演直前に出演者が変更になり、限られたリハーサル時間だけでマシューさん、イーゴリ・ゼレンスキーさんとの本番を迎えましたが、その時の経験が今回活きたように思います。

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(左からカザン劇場のダンサー2名、Lie-hoe Kim、田中結子、Jun-yong Ha)


◆ロシアの裏話

実は、斎藤と田中の2人は、田中の帰国時にモスクワでの乗り継ぎ時間が8時間もあり、その時間を使ってモスクワで合流していたのでした。

斎藤:「最近の出来事で一番、印象に残っている!こんなこと初めてよ!」
田中:「友佳理さんの顔を見たときが、ロシアに行って一番、心底ホッとした瞬間でした!」

ロシアでの2人のツーショット写真を見ながら、嬉しそうに語っていました。

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(左から斎藤友佳理、田中結子)


6/15には、吉岡美佳、高橋竜太が、ローザンヌで行われる東日本大震災チャリティー・ガラ公演 "GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"に出演いたします。
2人は先週土曜日(6/11)に日本出発し、ローザンヌに入り、2日間、モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督のジル・ロマンさんとのリハーサルを経て15日の本番を迎える予定です。現地での様子はまたブログにてご報告させていただきます。
 

公演情報2011/04/15

「ラ・バヤデール」2日目

「ラ・バヤデール」2日目は、イーゴリ・ゼレンスキーと小出領子の主演。
これまで数え切れないほどソロルを踊ってきたゼレンスキーと今回初めて演じるニキヤの小出領子・・・2人でのリハーサル時間は決して多いとはいえなかったのですが、「本番では全てがうまくいくだろう」というゼレンスキーの言葉どおりの公演となりました。

まずは、こちらの一枚をご覧ください。

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最高点に到達したかと思った瞬間、更に上に引き上げられて浮かびあがる、そんな浮遊感を感じる、まさにゼレンスキーの真骨頂というジャンプ。
今日(4/15)の午後行われた雑誌の取材中、「ものすごいジャンプでしたね」と言われたゼレンスキーは、「みんな、そのことばかり言うんだよ」と笑いながら答えていたとか。
しかし、昨日の舞台をご覧になった方は皆、同じ言葉を発するのではないでしょうか。
もちろん役作りの面でも、「さすが十八番!」のソロル。
的確な描写で、2人の女性の間で揺れ動くソロルの心情を表現していました。

そのゼレンスキーの完璧なサポートで、初役とは思えない落ち着きでニキヤを演た小出領子。
音楽性と叙情性に満ちた踊り、血が通った演技でニキヤを丁寧に描いた小出領子の渾身の舞台は、大きな感動を呼びました。

こちらは2人の息がピッタリ合い、魂が共鳴しているかのように思えた第2幕「影の王国」のシーン。
言葉では伝えきれない舞台をぜひご自分の目で確かめてください。

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そして、東京バレエ団恒例の終演後の記念撮影。
4日間、ガムザッティを演じる田中結子は体力的にも精神的にも大変に違いありませんが、2回の公演を無事終え、ホッとした表情を見せていました。

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ゼレンスキーと小出の2ショットです。
大役を演じきった小出領子の笑顔は充実感に満ちています。

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休演日の今日は、東京バレエ団のスタジオでクラスとリハーサルが行われました。
ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングもクラスに参加。
クラス終了後、ゼレンスキーは前述のとおり取材、ゴールディングは上野水香とリハーサルを行い、午後からは思い思いにつかの間の自由時間を過ごしていたようです。
大のニューヨーク・ヤンキースファンというマシューは、なんと神宮球場に野球観戦に。
そしてゼレンスキーは、「サウナに行こうかな・・・」と言いながら、バレエ団を出ましたが、どちからというと「風の向くまま、気の向くまま」タイプの彼は果たして、何処へ?

「ラ・バヤデール」明日は15時開演。
華やかで情熱的な上野水香とマシュー・ゴールディングの「ラ・バヤデール」、ぜひご来場ください。

photo:Kiyonori Hasegawa(舞台写真)

公演情報2011/04/14

「ラ・バヤデール」開幕!

昨日、「ラ・バヤデール」が無事開幕いたしました。
ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

大震災後の混沌とした状況の中、開幕直前の急なキャスト変更もあり、関係者の誰もが心のどこかに不安をかかえていたと思います。
しかし、ダンサーたちはそんな状況下でも、初日の幕が開くのを信じてリハーサルに励んできました。
そんなダンサーたちにとって、「こんな状況だからこそ、私が行くべきだと思った」と急遽来日してくださった、振付指導のオルガ・エヴレイノフさんの存在は、どれほど心強かったことでしょう。
いつもどおり、エネルギッシュな彼女の声が稽古場に響くたびに、稽古場にもどんどん活気が漲っていったように感じました。
そして、急なオファーを受け、来日してくださったイーゴリ・ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングも皆に力を与えてくれました。
これまで何度も日本で名演を見せてきたイーゴリ、初来日のマシュー。さまざまな面で対照的とも言える二人なのですが、あっという間に東京バレエ団に溶け込み、共に舞台を創り上げる「仲間」になってくださいました。

「こうした状況だからこそ、舞台を通じて皆さまに希望や力を与えることができたら」というひとつの想いのもと、開幕した「ラ・バヤデール」。
マシュー・ゴールディングは短期間のリハーサルにも関わらず、ニキヤ役の上野水香、ガムザッティ役の田中結子のサポートも万全。
端整な舞台姿、ダイナミックかつ音楽性に溢れた踊りで、見事に日本デビューを飾りました。
初演の舞台が絶賛された上野水香も丁寧な役作りで、ニキヤの悲しみを表現。
初共演とは思えない息の合った二人の舞台に、カーテンコールでは客席だけでなく、舞台袖にいたダンサーやスタッフからも大きな拍手が贈られていました。

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振付指導のオルガ・エヴレイノフさんからは、ダメ出しではなくダンサーたちへの賛辞が。
「こんな状況の中で、これほど素晴らしい舞台を創り上げた皆さんを尊敬します。明日、ナターシャ(振付のナタリア・マカロワ)にも、この素晴らしい公演のことを伝えます」という言葉が贈られました。

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日本デビューを果たしたマシュー・ゴールディングのコメントです。

「日本で初めて踊ることは、楽しみな反面、不安でもありました。
 しかし、短い期間でしたが東京バレエ団とよく合わせることができ、無事初日を終えることができました。
 日本の皆さんがこうした状況にも関わらず公演に足を運んでくださって、本当に嬉しいかったです。
 日本の皆さんは困難な状況でも、困難な状況だからこそ、互いに助け合っているように感じます。
 そんな今の日本で踊ることができて、僕自身とても楽しめましたし、とても興奮しています。
 ありがとうございました!

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第2幕「影の王国」の1シーン。ニキヤの上野水香とソロルのマシュー・ゴールディング


人生で初めて体験したという地震が続く中、マシューも不安でいっぱいだったことと思います。
それにもかかわらず、いつも笑顔で、オルガさん、ダンサー、スタッフたちに気配りを忘れないマシューに、改めて大きな拍手を贈りたいと思います。

東京バレエ団「ラ・バヤデール」は、残り3公演。
一人でも多くの皆さまに、たくさんの人々の想いが詰まった公演をご覧いただけたらと願っています。


※本日の「ラ・バヤデール」は18:30開演。
 当日券は17時より、S券~D券を発売いたします。


photo:Kiyonori Hasegawa(カーテンコール、舞台写真)

公演情報2011/04/13

「ラ・バヤデール」ゲネプロレポート2

間もなく、東京バレエ団「ラ・バヤデール」が開幕します。
初日の様子は後ほどお伝えしますが、その前に本日の午後行われた、明日2日目のキャストによるゲネプロの様子を少しだけ、お伝えします。

ソロル役のイーゴリ・ゼレンスキーは、朝から元気に笑顔いっぱいで楽屋入り。
自分のペースでしっかりとウォーミングアップした後、13時30分からのゲネプロに参加しました。

こちらは、第1幕第3場のソロルとガムザッティの婚約式のシーン。
ゼレンスキーの衣裳は、自らの手でロシアから運んできたものです。

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本番を明日に控えていることもあり、ゲネプロも自分のペースで緩急をつけて演じていたゼレンスキーですが、目を見張るような高いジャンプには、見学していた東京バレエ団のダンサーから、驚嘆の声が上がっていました。
ダイナミックでパワフルなゼレンスキーは、ダンサーたちにも大いなる刺激になったようです。
衣裳を着けて立っているいるだけでも、ゼレンスキーの存在感とオーラは際立っています。ぜひ、明日ご自分の目でお確かめください。


そして、今日しか撮影できない貴重な写真がこちら。

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ブロンズ像を演じる井上良太(4/14出演)と宮本祐宜(4/17出演)の2ショットです。
2人とも今回が初役ということもあり、今日は2人ともフルメイク、フル装備(?)でゲネプロに参加しました。
(もちろん一緒に踊ったわけではなく、ブロンズ像のシーンを2回行ったのです)
2人のブロンズ像が揃う、こんなことは2度とないでしょうから、メイクさんたちも楽しみながらメイクしてくださっていました。
滅多に見られない光景に、廊下を通るダンサーたちもみんなメイク室を大注目。
2人が揃って、メイク室から出てきたときには、その場にいた全員の視線が彼らに集中していました。
本人たちは初めてのメイクにちょっと緊張ぎみでしたが、舞台ではキレのいい踊りを見せてくれていました。
2人のブロンズ像にもぜひご注目ください!

初日の模様は、早ければ今晩中にお知らせいたします。
こんな時期だからこそ、舞台を通じて、皆さんに感動と明日への活力をお届けできたらと願っています。

公演情報2011/04/12

「ラ・バヤデール」ゲネプロレポート

明日初日を迎える「ラ・バヤデール」。

今日は朝10時から夜9時過ぎまで、クラス、イーゴリ・ゼレンスキーと小出領子での通し稽古、ゲネプロとハードな一日となりました。

明日の初日キャストで行われたゲネプロ。
ソロル役のマシュー・ゴールディングは、2日目にして、初共演とは思えないほど、すっかり東京バレエ団に馴染んでいます。
ガムザッティ役の田中結子とのパ・ド・ドゥは、2回しか合わせていないにもかかわらず、リフトもサポートも完璧。
ソロルの友人(柄本弾)やマグダヴェーヤ(高橋竜太)、ラジャ(木村和夫)たちとのマイムもばっちり決まっていました。
本当に、以前からバレエ団と共演していなのではないかと錯覚してしまうほどです。

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ゲネプロから1枚。第1幕第3場、ソロルとガムザッティの婚約式のシーン。


ナタリア・マカロワさん、オルガ・エヴレイノフさんが強く推薦しただけあって、テクニック、演技力ともに、ソロルにぴったりのマシュー。
ニキヤ役の上野水香とも、何ヶ月もリハーサルを行っていたかのようにピッタリと息のあった舞台を見せてくれました。
長身で顔が小さく、美しいラインを持つ上野とマシューは、ヴィジュアル的にもバランスがよく、2人が組むことで互いの長所を引き出し合っているようにも感じられました。
パワフルでゴージャスな2人の「ラ・バヤデール」、必見です!

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ゲネプロを終えて、ホッと一息と言った感じのマシュー・ゴールディングと上野水香です。


冒頭に書いたように、今日はピアノリハーサル、ゲネプロと2回通し稽古が行われました。
「ラ・バヤデール」全幕を2度を踊った東京バレエ団のダンサーたちは、体力的にかなりキツかったはずです。
しかし、この状況の中来日してくれたゲスト2人に感謝しつつ、そして2人を応援しつつ、さらに急遽来日してくれたオルガさんの存在に勇気づけられ、全員のモチベーションがアップしているように思います。
東京バレエ団「ラ・バヤデール」は、このようなとてもよい空気の中、明日の初日に向けて順調に進んでいます。

今の時期だからこそ、このようなダンサーたちのパワーを感じていただきたい、心からそう願っております。

明日からの「ラ・バヤデール」、ぜひご来場ください!


※明日の「ラ・バヤデール」当日券は17時より、東京文化会館当日券売場で発売いたします。

公演情報2011/04/12

イーゴリ・ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングからのコメント

「ラ・バヤデール」にソロル役でゲスト出演する、イーゴリ・ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングからのコメントをお届けします。


イーゴリ・ゼレンスキー

 今回のお話をいただいたとき、スケジュールが詰まっていたこともあり、最初は少し悩んだのですが、結局お受けすることにしました。強いて理由をあげるとすれば、これも何かの縁なのではないかと思ったのです。(東京バレエ団総監督の)佐々木さんとは、ずっとお仕事をさせていただきたいと思っていたのですが、なかなか機会がなく、今回ようやく実現しました。
 ニキヤの小出領子さんの印象をお話しすることは、まだできません。リハーサルでは全てを出すわけではないですから。私はこれまで何度も「ラ・バヤデール」を踊ってきて作品をよく知っていますし、芸術監督という役職柄、ダンサーのこともよくわかっています。今、言えるのは、領子は非常にプロフェッショナルなダンサーであり、 "本番では全てがうまくいくだろう"ということだけです
 今回、日本に久しぶりに帰ってくることができてとても幸せです。そして日本で舞台に立てることを本当に嬉しく思っています。

マシュー・ゴールディング

 日本が今大変な状況だということはもちろんわかっていました。しかし、日本の舞台で踊れることはよいチャンスだと思いましたし、こうした状況だからこそ経験すべきだと考え、来日することを決めました。
 日本に来るのも、東京バレエ団と共演するのも今回がはじめてですが、相手役の上野水香さんはとても素晴らしいダンサーですし、オランダ国立バレエ団で「ラ・バヤデール」のソロルを踊ったときに指導してくださった、オルガ(・エヴレイノフ)さんがいらっしゃるので、とても心強く思っています。
 日本の観客の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

公演情報2011/04/11

「ラ・バヤデール」ソロル役ゲストダンサー来日!

「ラ・バヤデール」のソロル役でゲスト出演する、イーゴリ・ゼレンスキーとマシュー・ゴールディングが本日より東京バレエ団のリハーサルに参加しました。

クラス開始前に飯田芸術監督からゼレスキーとゴールディングを紹介。
このような時期に、しかも公演直前の来日というタイトなスケジュールにもかかわらず、ゲスト出演を快諾してくださった二人を、団員たちは大きな拍手で迎えました。

ゼレンスキーは昨日、ゴールディングは今朝来日したこともあり、二人ともクラスはバーレッスンを中心に、自分のペースで、無理せずにウォーミングアップ。
こんな光景も見られました。

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こちらは、レッスン中のゴールディング。
"ブラッド・ピットに似ている!"という声があちこちで聞かれましたが、いかがでしょう?

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クラスの後は、急遽来日してくださったオルガ・エヴレイノフ先生の指導のもと、上野水香とマシュー・ゴールディング、小出領子とイーゴリ・ゼレンスキーの2組の主役が交互に、リハーサルを行いました。
本格的に踊るというより、ひとつひとつの動きやマイムの確認が中心でしたが、それぞれのペアが次第に絆を作り上げていくのがわかります。

ゴールディングは、若いエネルギーに満ちた、爽やかなダンサー。
上野水香と互いに確認しながら、笑顔でコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。
長身で華やかな存在感を持つ上野とゴールディングは、スケールの大きな舞台を見せてくれるに違いありません。

一方、ゼレンスキーは東京バレエ団に長年在籍しているかのような、どっしりとした存在感で、小出領子を包み込むようにサポート。
ニキヤに初めて挑む小出には本当に心強いパートナーといえるでしょう。


上野水香とゴールディング、小出領子とゼレンスキーのリハーサルの様子です。

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ゼレンスキー、ゴールディング、オルガ先生、そして東京バレエ団の想いがひとつになって創り上げる「ラ・バヤデール」。
一人でも多くの方に、この想いをお届けできたらと願っております。

公演情報2011/02/07

ジル・ロマンからのサプライズ・プレゼント

「ダンス・イン・ザ・ミラー」&「ボレロ」は、昨日無事千秋楽を迎えました!
ご来場いただきました、すべての皆さまに心よりお礼申し上げます。

さて、「NEWS」でもお知らせしたように、今回の公演ではジル・ロマンさんからのサプライズ・プレゼントとして、「チェロのための5つのプレリュード」を追加上演いたしました。

昨年からリハーサルを重ねてきた、吉岡美佳と高橋竜太の様子を、皆さまにもお伝えしたかったのですが、残念ながら"公演当日のサプライズ"ということで、箝口令が引かれていたため、稽古場レポートの担当者も泣く泣く諦めた次第。

実はこの作品のリハーサルが始まったのは、昨年12月に上演されたの「M」のリハーサル中のこと。
最初に、1994年の第7回世界バレエフェスティバルでこの作品を披露した小林十市さんが振付を指導。
その後、十市さんの公演をご覧になるために来日したクリスティーヌ・ブランさんもリハーサルに参加し、日本初演キャスト2人で吉岡と高橋に指導をしてくださいました。
そして、1月からは那須野圭右さんが、「ダンス・イン・ザ・ミラー」と並行してリハーサルを進め、最終的にはジルさんが来日後作品を仕上げ、本番に臨んだのでした。

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東京バレエ団初演作品を演じることが、団外には一切知らされないまま、2ヶ月にわたって連日リハーサルを続けてきた吉岡と高橋。初日のカーテンコールで、客席から大きな喝采を受けた2人の表情は、清々しく晴れ晴れしいものでした。
「チェロのための5つのプレリュード」東京バレエ団にとって、またひとつ大切なベジャール・レパートリーが増えました。
今回ご覧いただけなかった方にも、いつか絶対にご覧いただきたい作品です。

新着情報2011/02/05

「ダンス・イン・ザ・ミラー」開幕しました!

東京バレエ団初演「ダンス・イン・ザ・ミラー」が無事開幕いたしました!

東京バレエ団にとって19番目のベジャール・レパートリーの誕生を、たくさんの方にご覧いただき、そして大きな感動の伝わってくる拍手をいただけたこと、ほんとうに嬉しく思っております。

記録的な猛暑が続いた昨夏、この作品のリハーサルはスタートしました。
そして昨日2月4日。
演出・構成・振付指導を手がけたジル・ロマンさん、ひとりで全ての振りをダンサーに伝え、振付指導を務めた那須野圭右さんが客席で見守る中、「ダンス・イン・ザ・ミラー」の幕が上がりました。

ジル・ロマンはこの作品のテーマを、"ベジャールへの旅"であると語っています。
「わたしは踊ることのできぬ神を信じることはできない」というベジャールの映像からはじまり、東京バレエ団のダンサー全員が登場するフィナーレまで、息つく間もなく展開される"ベジャールへの旅"。
ベジャールを愛する、そして東京バレエ団を愛するすべての方にご覧いただきたい作品です。

今日、明日の公演、ぜひご来場ください。

20110205_03.jpg東京バレエ団のダンサー全員で舞台に立つのは滅多にないこと。プリンシパルから入団一年目のダンサーまで、全員が晴れ晴れとした笑顔で拍手に応えていました。

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「ダンス・イン・ザ・ミラー」の幕が降りた直後、ジル・ロマンさんと那須野圭右さんは舞台に駆けつけ、ダンサーたちに労いの言葉をかけていました。


photo:Kiyonori Hasegawa

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