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新着情報2011/10/22

シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011東京公演 開幕しました!

本日、シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011の東京公演が開幕しました。
多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。多彩なプログラムに、皆様から暖かい拍手が贈られました。

その中でも、特に注目を集めていた演目が、シルヴィ・ギエムさん、アンソニー・ダウエルさん、マッシモ・ムッルさんとの共演となった「田園の出来事」。
2005年のギエム公演でもヴェラ役を演じた小出領子以外は、今回が初役でしたが、ダウエルさんの指導もあって、アシュトンの世界を見事に紡ぎだしていました。

こちらは、終演後の1枚です。出演者が勢ぞろい!

20111122_01.JPG

Aプログラムは、明日23日、25日、26日に上演されます。

当日券は、S-D席まで若干数ご用意しています。
開演1時間半前の午後1時半より、東京文化会館当日券カウンターで発売いたします。
皆さまのご来場お待ちしています。

新着情報2011/10/21

シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011東京公演 明日開幕!

いよいよ明日、シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011東京公演が開幕します。
すでにこのブログでもリハーサルの様子をお伝えしている通り、今回東京バレエ団は「白の組曲」、「パーフェクト・コンセプション」、「春の祭典」、「スプリング・アンド・フォール」、「田園の出来事」を上演します。

「田園の出来事」は、シルヴィ・ギエムさん、マッシモ・ムッルさん、アンソニー・ダウエルさんの3名のゲストとの共演です。ダウエルさんは12日(水)から、ムッルさんは15日(土)から、そしてシルヴィ・ギエムさんは18日(火)から東京バレエ団とのリハーサルを開始しました。
リハーサルは和やかな雰囲気のもと、順調に進んでいました。


そして本日、Aプロのゲネプロが行われました。
本番の上演順通り、「白の組曲」、ギエムさんの「マノン」、「スプリング・アンド・フォール」、「田園の出来事」の順で進められました。

吉岡美佳と高岸直樹は、「スプリング・アンド・フォール」を日本で踊るのは今回が初めて。Aプロは全演目がオーケストラの生演奏のため、吉岡と高岸も指揮者とオーケストラと舞台上で打ち合わせをしていました。

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明日の本番に向けて、息の合ったパートナーリングを見せていました。


そして、今回の「田園の出来事」は、舞台セット、衣裳は、ナショナル・バレエ・オブ・カナダからお借りしています。淡い色合いが美しく、何層にも重なって奥行きのある舞台セットには、ゲネプロを見学していたダンサーたちから思わずため息がもれていました。

20111021_02.JPG

今日は舞台リハーサルの後のゲネプロと、1日がかりのスケジュールでしたが、ダンサーたちは集中して初日を前に新たに気持ちを引き締めていました。
皆様、どうぞ明日からの舞台をお楽しみに!

公演情報2011/08/16

「ジゼル」明日初日!

東京バレエ団「ジゼル」は、明日初日を迎えます。

タイトルロールのジゼル役には、今回が東京バレエ団との4度目の共演になるディアナ・ヴィシニョーワ、そしてアルブレヒト役には、東京バレエ団との初共演となるセミョーン・チュージンがゲスト出演いたします。

本日は、会場のゆうぽうとホールで、16時よりゲネプロが行われました。
ゲストは2人とも、自分の衣裳で舞台に登場。
ヴィシニョーワは、前回公演(2006年)で印象的だったピンクの可憐な衣裳を一新。
白と青が基調の胸元に小さい花があしらわれた美しい衣裳で第1幕のジゼルを演じました。

201110816_01.JPG

(ゲネプロ/第1幕より)

ヴィシニョーワのジゼルは、アルブレヒトへの視線からも、彼への一途で深い愛情が感じられます。
アルブレヒトの裏切りを知った1幕最後の狂乱の場面では、ゲネプロにも関わらず、顔や腕まで青白く見えてくるほどの迫真の演技を見せていました。

一方、チュージンはゲネプロの直前まで舞台で自主稽古を行っていました。
到着日にも東京バレエ団でスタジオでリハーサルを行い、少しでも時間があるとマイムや導線を確認している彼は、本当に真面目で真摯に舞台に取り組むダンサーです。

そんなチュージンが演じるアルブレヒトは、若さの中に落ち着きと品のある王子といった印象。
ちょっとした動作にも、王子の気品がにじみ出ています。

ヴィシニョーワとチュージン。演技力にも定評のある麗しきペアを迎えて贈る、東京バレエ団「ジゼル」。
きっとこの夏の忘れられない一夜になるはずです。

明日の公演は19時開演。開演1時間半前(17時30分)より当日券(S券とA券)を発売いたします。
ご来場お待ちしております!

新着情報2011/08/12

新スタジオお目見え!

このブログでもたびたびお伝えしているように、現東京バレエ団スタジオの裏手に東京バレエ団・東京バレエ学校の新スタジオを建設中です。
3月の震災の影響で工事が中断した期間もありましたが、工事関係者の皆さまのご協力により、予定どおり9月のオープンへ向けて順調に工事が進んでいます。

本日、建物を取り囲んでいた足場が取り外され、ようやく新スタジオの外観がお目見えしました!

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現スタジオ同様、ヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気の建物には、5.5mの高い天井、大きな窓のある、明るく開放感たっぷりのスタジオが2つ誕生します。
9月からは、現在の2つのスタジオと合わせて、4つのスタジオを使用できるようになりますので、これまで以上に充実したレッスン、リハーサルを行うことができます。
ダンサーたちも充実した環境の中、日々のレッスンを行えるのを楽しみにしている様子。
新しいスタジオの完成をダンサーだけでなく、関係者全員が心待ちにしています。

新着情報2011/07/16

吉岡美佳・高橋竜太 チャリティ公演報告

先月、当ホームページ内の新着情報でもお伝えしておりました通り、吉岡美佳、高橋竜太がローザンヌで行われた東日本大震災チャリティー・ガラ公演 "GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"に出演し、今年2月に初演となった「チェロのための5つのプレリュード」を上演いたしました。

6/15に公演を終えた2人は、帰国後すぐに「白鳥の湖」の公演に参加。そして本日2日目となる「ホワイト・シャドウ」のリハーサルが続き、忙しい日々を送っていました。
帰国から1ヶ月が経ってしまいましが、2人に公演の様子を聞いてみました。

20110716_01.JPG

(サインを入れた公演ポスターの前で)
 

◆吉岡美佳

ローザンヌに到着すると、BBL(モーリス・ベジャール・バレエ団)の芸術監督であるジル・ロマンさんをはじめ、ダンサーもスタッフもみんなが声をかけてくれ、日本をとても心配してくれていることが伝わってきました。
もともとのスケジュールを変更し、今回急遽このガラ公演が上演されることが決まったため、私たちが到着した11日は、ジルさん自身も本番初日であったにも関わらず、翌日からリハーサルをみてくだいました。
ジルさんいわく、「アダージェット」や「ボレロ」は、たびたび日本で踊ってきた中で、日本人の方々がとても気に入ってくださった作品だったので、日本を思って踊りたいとプログラムにを加えたそうです。
日本を深く愛していたベジャールさんが生きていらしたら、同じことをしたと思うというジルさんの言葉どおり、日本との繋がりの強さが伝わる、心のこもったガラ公演でした。
私たちもこのガラに参加したことで、関係者、観客の皆さんが心から日本のことを思ってくださっているのを感じました。日本人の1人としてとても感謝していますし、忘れられない公演の1つになりました。
 

◆高橋竜太

ローザンヌ滞在中は、ジル・ロマンさんをはじめ、ダンサー、スタッフ、1人1人みんなが日本のことを心配していることが伝わってきたのが、とても印象に残っています。皆が温かく迎えてくださり、優しく声をかけてくれたことで、皆に見守られて舞台に立てた感覚がとても強かったです。
本番は大盛況でした。日本のためのチャリティ公演ということで、客席からも気持ちのこもった声援が送られ、皆が日本へ目を向けてサポートしてくださっているのを感じ、カーテンコールもとても感動的でした。
日本の現状はまだまだ厳しいところも多くありますが、日本がひとつになってがんばろうとしているのが、海外にも広がっているように感じた公演でした。

20110716_02.JPG(終演後、左から那須野圭右、吉岡美佳、ジル・ロマン、高橋竜太)

公演情報2011/06/18

「白鳥の湖」開幕しました!

東京バレエ団「白鳥の湖」が無事初日を迎えました。
雨の中、ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。

届いたばかりの、昨日の舞台写真を少しだけご紹介します。

まずは第2幕のオデットとジークフリート王子。
出会った瞬間に恋に落ちていく2人の心情を、上野水香とマシュー・ゴールディングが丁寧に表現。
美しくロマンティックな2人のアダージオは客席を魅了していました。

20110618_01.jpgそしてカーテンコールの模様。

20110618_02.jpg

「ラ・バヤデール」に続く出演で、すっかり日本のバレエファンの皆さまにもおなじみになったマシュー。
今回も無事大任を終えて、ホッとした様子でした。

2年ぶりとなるオデット/オディールを演じ切った上野水香も満面の笑みで、大きな拍手に応えます。
スタンディング・オベーションで感動を伝えてくださる方も多く、カーテンコールがしばらく続いていました。


そして、本日18時からは小出領子と後藤晴雄主演の「白鳥の湖」が開演。
当日券はこの後16時30分より発売いたしますので、こちらにもぜひご来場ください。


撮影:長谷川清徳

新着情報2011/06/16

「白鳥の湖」明日(6/17)初日です!

東京バレエ団「白鳥の湖」、いよいよ明日初日を迎えます。

昨日(6/15)より会場のゆうぽうとホールに入り、昨夜は明日17日(金)のキャスト(上野水香×マシュー・ゴールディング)、本日は18日(土)のキャスト(小出領子×後藤晴雄)でのゲネプロが行われました。

上野水香とマシュー・ゴールディングは、4月の「ラ・バヤデール」に続いて2度目の共演となりますが、「ラ・バヤデール」ではパートナーこそ違え、同じマカロワ版をそれぞれのバレエ団で踊ってきていたものの、ゴールスキー版の「白鳥の湖」に出演するのはマシューにとって初めてのこと。
しかしマシューは、日本に立つ直前に届いた資料映像で、振りは勿論、マイムや舞台での動きも完璧に覚えて来日。限られた時間でのリハーサルでしたが、これまで何度もジークフリート王子を演じてきた高岸直樹の強力なサポートもあり、一日ごとに東京バレエ団の「白鳥の湖」に溶け込んでいきました。
稽古場での真摯で前向きな姿勢に、バレエ団のダンサーたちも多いに刺激を受けたようです。
上野水香はそんなマシューとしっかり向き合い、時にリードしながら、一日ごとに2人の「白鳥の湖」を形創ってきました
上野にとって十八番ともいえる「白鳥の湖」に、新たな伝説の舞台が誕生するかもしれません。

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ゲネプロ終了後も高岸直樹のダメ出しを受け、真剣な表情でひとつひとつの動きを確認する上野とマシュー。
翌日のリハーサルのための舞台で転換作業が始まっても、繰り返し練習を行っていた2人が舞台から離れたのはゲネプロが終わって30分以上経ってからでした。


一方、今回オデット/オディールに初めて挑む小出領子は、ベスト・パートナーの後藤晴雄のサポートもあって、初役とは思えない落ち着いた表情でゲネプロに臨んでいました。 
小柄で可憐な容姿の小出には、白の衣裳がよく映えます。白鳥の姿を変えられてしまった"姫"の品格が感じられるオデットでした。

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撮影:長谷川清徳


第3幕ではオデットとは打って変わって、誰もを魅了してしまう艶麗な眼差しが印象的なオディールに。
明後日の公演では後藤と2人でしっかり創り上げてきた、小出領子ならではのオデット/オディールをご覧いただけることと思います。

20110616_03.JPG

ゲネプロの後、ストレッチをしながら身体をほぐしている小出領子。
衣装・メイクを付け、本番さながらのゲネプロを終え、少しだけリラックスしている様子が背中からもうかがえました。


上野水香とマシュー・ゴールディング、小出領子と後藤晴雄、2組のペアが紡ぎだす幻想的でドラマティックな舞台に、どうぞご期待ください。

新着情報2011/06/14

世界各地の公演に、東京バレエ団ダンサーが出演!

当ホームページ内の新着情報でお伝えした通り、斎藤友佳理、上野水香、田中結子が、海外で行われた公演に、ゲスト出演いたしました。

斎藤は、5月15日にキエフのシュエフチェンコ劇場で開催された東日本大震災チャリティ公演"Cinobu Takita and the ballet stars"に、上野水香は5月8日にベルリンのアドミラルパラストでの"Ballet Helps Japan International Charity Gala"に、そして田中は5月26日にカザンでのルドルフ・ヌレエフ・ダンスフェスティバルの「ラ・バヤデール」に、それぞれ出演。
公演を終えた3人の声を、公演当日の写真と合わせてお届けします。

◆斎藤友佳理

シェフチェンコ劇場には、東京バレエ団のロシア・ツアーで「ラ・シルフィード」と「ザ・カブキ」を踊って以来、19年ぶりに訪れましたが、リハーサル・ピアニストさんをはじめ、劇場にいらっしゃる方々がその時のことを覚えていてくださっていて、とても感激しました。
でも、19年前に踊っていたはずなのに、斜舞台で傾斜がとても大きく、ゲネプロの時にはあまりの傾斜にバランスがとれず、真っ青になってしまい、逃げようと思ったくらいでした!(笑)
また、今回踊った「カルメン」のパートナー、イルギス(ガリムーリン)とは、25年来の付き合いなのですが、一緒に踊ったのは今回が初めて。とても素晴らしいパートナーでした。
自分の母国のためのチャリティ公演で踊ることに、とても意味深いものを感じました。自分にできることがあり、それを全うできたことを嬉しく思っています。

20110614_01.JPG(左からマライン・ラドメイカー、ヤーナ・サレンコ、斎藤友佳理、イルギス・ガリムーリン)

◆上野水香

このチャリティ公演に"日本の助けになるのなら喜んで"と、たくさんの方が集まってくださったことがとても嬉しかったです。そして公演の最後にマラーホフさんが震災について語った「愛する日本の現状に胸を痛め、遠く離れた場所で苦しい思いをしているけれど、このような形で少しでも助けになったら嬉しい」という温かいスピーチにも、日本人として胸が熱くなりました。
3月11日の東日本大震災の後、困難な状況の中で、私たちが携わる芸術がどのような役割を果たすことができるのかとずっと考えていました。そんな中、3月にはフィレンツェで、5月にはベルリンでのチャリティ公演で踊る機会をいただきました。このような形で皆様のお役に少しでも立つことができることに気づかされた時、私自身とても救われたように思います。芸術が人の心を癒すことができるということを改めて感じました。

20110614_02.JPG(上野水香、ウラジーミル・マラーホフ)

◆田中結子

今回の出演は、5月の連休明け、本番の約3週間前に急遽いただいたお話でした。
ロシアに行くのも、1人で海外の公演に出演するのも初めてだった上、演目が「ラ・バヤデール」といっても自分が踊ってきたマカロワ版ではなかったので振付もよくわからず、出発前は正直不安でいっぱいでした。
でも、カザン到着してからは、パートナーの2人をはじめ、カザン国立歌劇場の皆さんにもとてもよくしていただき、全く支障はありませんでした。そして、何よりもバレエは全世界共通のものなのだということを改めて確認したように思います。
実は、4月に「ラ・バヤデール」で共演した、マシュー・ゴールディングさんもこのフェスティバルに参加されていて、現地で会うことができました。「ラ・バヤデール」では公演直前に出演者が変更になり、限られたリハーサル時間だけでマシューさん、イーゴリ・ゼレンスキーさんとの本番を迎えましたが、その時の経験が今回活きたように思います。

20110614_03.JPG

(左からカザン劇場のダンサー2名、Lie-hoe Kim、田中結子、Jun-yong Ha)


◆ロシアの裏話

実は、斎藤と田中の2人は、田中の帰国時にモスクワでの乗り継ぎ時間が8時間もあり、その時間を使ってモスクワで合流していたのでした。

斎藤:「最近の出来事で一番、印象に残っている!こんなこと初めてよ!」
田中:「友佳理さんの顔を見たときが、ロシアに行って一番、心底ホッとした瞬間でした!」

ロシアでの2人のツーショット写真を見ながら、嬉しそうに語っていました。

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(左から斎藤友佳理、田中結子)


6/15には、吉岡美佳、高橋竜太が、ローザンヌで行われる東日本大震災チャリティー・ガラ公演 "GALA DE SOUTIEN EN FAVEUR DU JAPON"に出演いたします。
2人は先週土曜日(6/11)に日本出発し、ローザンヌに入り、2日間、モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督のジル・ロマンさんとのリハーサルを経て15日の本番を迎える予定です。現地での様子はまたブログにてご報告させていただきます。
 

公演情報2011/04/15

「ラ・バヤデール」2日目

「ラ・バヤデール」2日目は、イーゴリ・ゼレンスキーと小出領子の主演。
これまで数え切れないほどソロルを踊ってきたゼレンスキーと今回初めて演じるニキヤの小出領子・・・2人でのリハーサル時間は決して多いとはいえなかったのですが、「本番では全てがうまくいくだろう」というゼレンスキーの言葉どおりの公演となりました。

まずは、こちらの一枚をご覧ください。

20110415_01.jpg

最高点に到達したかと思った瞬間、更に上に引き上げられて浮かびあがる、そんな浮遊感を感じる、まさにゼレンスキーの真骨頂というジャンプ。
今日(4/15)の午後行われた雑誌の取材中、「ものすごいジャンプでしたね」と言われたゼレンスキーは、「みんな、そのことばかり言うんだよ」と笑いながら答えていたとか。
しかし、昨日の舞台をご覧になった方は皆、同じ言葉を発するのではないでしょうか。
もちろん役作りの面でも、「さすが十八番!」のソロル。
的確な描写で、2人の女性の間で揺れ動くソロルの心情を表現していました。

そのゼレンスキーの完璧なサポートで、初役とは思えない落ち着きでニキヤを演た小出領子。
音楽性と叙情性に満ちた踊り、血が通った演技でニキヤを丁寧に描いた小出領子の渾身の舞台は、大きな感動を呼びました。

こちらは2人の息がピッタリ合い、魂が共鳴しているかのように思えた第2幕「影の王国」のシーン。
言葉では伝えきれない舞台をぜひご自分の目で確かめてください。

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そして、東京バレエ団恒例の終演後の記念撮影。
4日間、ガムザッティを演じる田中結子は体力的にも精神的にも大変に違いありませんが、2回の公演を無事終え、ホッとした表情を見せていました。

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ゼレンスキーと小出の2ショットです。
大役を演じきった小出領子の笑顔は充実感に満ちています。

20110415_04.jpg

休演日の今日は、東京バレエ団のスタジオでクラスとリハーサルが行われました。
ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングもクラスに参加。
クラス終了後、ゼレンスキーは前述のとおり取材、ゴールディングは上野水香とリハーサルを行い、午後からは思い思いにつかの間の自由時間を過ごしていたようです。
大のニューヨーク・ヤンキースファンというマシューは、なんと神宮球場に野球観戦に。
そしてゼレンスキーは、「サウナに行こうかな・・・」と言いながら、バレエ団を出ましたが、どちからというと「風の向くまま、気の向くまま」タイプの彼は果たして、何処へ?

「ラ・バヤデール」明日は15時開演。
華やかで情熱的な上野水香とマシュー・ゴールディングの「ラ・バヤデール」、ぜひご来場ください。

photo:Kiyonori Hasegawa(舞台写真)

公演情報2011/04/14

「ラ・バヤデール」開幕!

昨日、「ラ・バヤデール」が無事開幕いたしました。
ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

大震災後の混沌とした状況の中、開幕直前の急なキャスト変更もあり、関係者の誰もが心のどこかに不安をかかえていたと思います。
しかし、ダンサーたちはそんな状況下でも、初日の幕が開くのを信じてリハーサルに励んできました。
そんなダンサーたちにとって、「こんな状況だからこそ、私が行くべきだと思った」と急遽来日してくださった、振付指導のオルガ・エヴレイノフさんの存在は、どれほど心強かったことでしょう。
いつもどおり、エネルギッシュな彼女の声が稽古場に響くたびに、稽古場にもどんどん活気が漲っていったように感じました。
そして、急なオファーを受け、来日してくださったイーゴリ・ゼレンスキー、マシュー・ゴールディングも皆に力を与えてくれました。
これまで何度も日本で名演を見せてきたイーゴリ、初来日のマシュー。さまざまな面で対照的とも言える二人なのですが、あっという間に東京バレエ団に溶け込み、共に舞台を創り上げる「仲間」になってくださいました。

「こうした状況だからこそ、舞台を通じて皆さまに希望や力を与えることができたら」というひとつの想いのもと、開幕した「ラ・バヤデール」。
マシュー・ゴールディングは短期間のリハーサルにも関わらず、ニキヤ役の上野水香、ガムザッティ役の田中結子のサポートも万全。
端整な舞台姿、ダイナミックかつ音楽性に溢れた踊りで、見事に日本デビューを飾りました。
初演の舞台が絶賛された上野水香も丁寧な役作りで、ニキヤの悲しみを表現。
初共演とは思えない息の合った二人の舞台に、カーテンコールでは客席だけでなく、舞台袖にいたダンサーやスタッフからも大きな拍手が贈られていました。

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振付指導のオルガ・エヴレイノフさんからは、ダメ出しではなくダンサーたちへの賛辞が。
「こんな状況の中で、これほど素晴らしい舞台を創り上げた皆さんを尊敬します。明日、ナターシャ(振付のナタリア・マカロワ)にも、この素晴らしい公演のことを伝えます」という言葉が贈られました。

20110414_02.JPG20110414_03.JPG

日本デビューを果たしたマシュー・ゴールディングのコメントです。

「日本で初めて踊ることは、楽しみな反面、不安でもありました。
 しかし、短い期間でしたが東京バレエ団とよく合わせることができ、無事初日を終えることができました。
 日本の皆さんがこうした状況にも関わらず公演に足を運んでくださって、本当に嬉しいかったです。
 日本の皆さんは困難な状況でも、困難な状況だからこそ、互いに助け合っているように感じます。
 そんな今の日本で踊ることができて、僕自身とても楽しめましたし、とても興奮しています。
 ありがとうございました!

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第2幕「影の王国」の1シーン。ニキヤの上野水香とソロルのマシュー・ゴールディング


人生で初めて体験したという地震が続く中、マシューも不安でいっぱいだったことと思います。
それにもかかわらず、いつも笑顔で、オルガさん、ダンサー、スタッフたちに気配りを忘れないマシューに、改めて大きな拍手を贈りたいと思います。

東京バレエ団「ラ・バヤデール」は、残り3公演。
一人でも多くの皆さまに、たくさんの人々の想いが詰まった公演をご覧いただけたらと願っています。


※本日の「ラ・バヤデール」は18:30開演。
 当日券は17時より、S券~D券を発売いたします。


photo:Kiyonori Hasegawa(カーテンコール、舞台写真)

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