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[稽古場より]1月第4・5週
[ 稽古場より ]
2012/02/04
皆さま、こんにちは。近頃とても寒いですが、いかがお過ごしでしょうか。
杉山優一です。
と、一緒に写っているのは長瀬(直義)さんです(笑)
今バレエ団のスタジオでは、2月の<アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト>Aプロで上演する「エチュード」のリハーサルと、3月に新制作される子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」のリハーサルが同時進行中です。
1月第4・5週のリハーサルの様子をお伝えします。
まずは、「エチュード」から黒の女性たち。(黒いチュチュを着るので、バレエ団ではこう呼んでいます)
同じく「エチュード」から、白の女性たち。
新制作の子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」のリハーサルでは、最初のリハーサルから本番と同じ小道具を準備していただいて練習しています。
冒頭の写真で僕が手に持っているのは、1幕のローズ・アダージオで4人の王子がオーロラ姫に差し出す4本の薔薇でした。
そのローズ・アダージオのリハーサルです。オーロラ姫の佐伯(知香)さんと指導する(高岸)直樹さん。
こちらのオーロラ姫は、二階堂(由依)さん。
そして、沖(香菜子)さん。
こちらは、カラボスの登場のシーン。
カラボスの手下たちが、カラボスを神輿に乗せて登場します。リハーサルでは毎回この神輿が使われています。
続いて、3幕から。パ・ド・カトルの宝石たち。
こちらは、白猫と長靴をはいた猫のリハーサルです。以前この役を踊っていた飯田先生が指導されています。
今回は、“子どものためのバレエ”ということで、今までの東京バレエ団の「眠れる森の美女」にはなかったキャラクターが登場するんです。まずは、赤ずきんと狼。
こちらも本番用の木を使ってリハーサルしています。
そして、白雪姫と7人の小人たち。こちらは、小人たちが持つ小道具です。
7人の小人たちは、東京バレエ学校の生徒のみなさんが出演します。
1人ずつ写真の小道具を持って踊るのですが、とても生き生きしていてかわいらしいです。
写真には撮れなかったのですが、シンデレラと王子も登場します。
全員でのマズルカは、とても華やかになると思います。
最後に、オーロラ姫と王子のグラン・パ・ド・ドゥのリハーサルの様子もお届けします。
こちらは、佐伯さん・長瀬さんペア。
そして、沖さん・松野(乃知)くんペア。
「エチュード」と「ねむれる森の美女」のリハーサル両方に参加していたのでなかなか写真を撮ることができなかったのですが、少しでもリハーサルの様子が伝わればと思います。
「ねむれる森の美女」のリハーサルの様子は、このあともこのブログでお伝えしていきますが、お子さんたちに楽しんでいただける、素晴らしい公演になるようみんなでリハーサルを重ねています。楽しみにしていてください。
インフルエンザが流行しているようですので、皆さま体調には気をつけてください。
[稽古場より]1月第2週
[ 稽古場より ]
2012/01/18
ブログをご覧の皆さま、お久しぶりです。小川ふみです。
<ニジンスキー・ガラ>にご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!
写真はゲストのウラジーミル・マラーホフさんとの念願の初ツーショットです☆
今回の公演では、「薔薇の精」、「牧神の午後」、「レ・シルフィード」に「ペトルーシュカ」と、4作品を上演。
それぞれ世界観の違う名作を、お楽しみいただけましたでしょうか。
ダンサーの私たちも、どの作品も演じていてとてもやりがいがありましたし、それぞれの世界を感じながら踊ることができたような気がします。
ここからは、舞台袖からのショットと、終演後の様子をお届けします!
まずは、「レ・シルフィード」。
こちらは、リハーサルの様子です。
リハーサル中のマラーホフさん。
こちらは、2日目(1/13)の終了後のソリストの皆さん。
左から矢島まい、佐伯知香、ウラジーミル・マラーホフ、吉岡美佳、奈良春夏、川島麻実子)
続いて、「薔薇の精」。
こちらは、ゲストのディヌ・タマズラカルさんと少女役の(吉川)留衣さんです。
終演後の2人。
もう1人の少女役の(高村)順子さんとディヌさん。ブログ用に特別にポーズをとってくださいました。
続いて、「牧神の午後」。
ニンフの女性たちがかぶっているカツラは、藁でできていることを皆さまご存知でしたか?
私は今回が初役だったので、初めて見た時はびっくりしました!
私にとって<ニジンスキー・ガラ>の前に行われた、NHKニューイヤー・オペラコンサート(1/3)がニンフの初舞台となりました。
衣裳は着ていませんが、ニューイヤーオペラコンサートに出演したメンバー全員での1枚です。
こちらは、本番前にカツラ装着中の(上野)水香さん。ちょっとぶれてしまいましたが、キュートなピースサインで応えてくださいました。
終演後の2組。水香さんとマラーホフさん。
(後藤)晴雄さんと(井脇)幸江さん。
最後に「ペトルーシュカ」。
この作品は、舞台装置や小道具に細かいこだわりがたくさんありました。
その中から少しだけですが、ご紹介したいと思います。
まずは、下手奥に設置されていたメリーゴーランド。
こちらは、シャルラタンや人形たちが入っていた小屋。
ドット柄なんですね(笑)
このカラフルな提灯・・・。舞台で誰が持っていたかわかりますか?
ジャーン!!
第4景(アミローテ広場)の最後に登場する、動物たちです!
この提灯を持って舞台を走りまわっていました。
「ペトルーシュカ」は、ダンサーそれぞれが演技をしていて、明るく盛り上がる作品なので、観ていてもとても楽しくて好きでした。
実際に舞台で演じることができて嬉しかったです。そして、より一層この作品が好きになりました。
公演最終日、3日目(1/14)終演後の様子。
バレリーナ初役の(佐伯)知香さんとマラーホフさん。
終演後の舞台上で、リハーサルを指導してくださったジャン=マリー(・ディディエール)さんに団員からの感謝のプレゼントとして、帽子を贈りました。
とっても似合っていらっしゃいましたし、ジャン=マリーさんも喜んでくださいました!
そして、ダンサー、スタッフにとマラーホフさんから飲み物の差し入れがありました!
みんなで乾杯!
マラーホフさんとの共演の興奮が冷める間もなく、バレエ団では2月の<アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト>の「エチュード」、そして3月に新制作される子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」のリハーサルが始まっています。
ご来場くださる皆さまのご期待に応えられるよう、リハーサルに励んでまいりたいと思います!
まだまだ寒い日が続きますので、皆さまどうぞご自愛ください。
以上、小川ふみでした。
<ニジンスキー・ガラ>開幕!
[ 稽古場より ]
2012/01/13
東京バレエ団<ニジンスキー・ガラ>が、昨夜開幕いたしました。
この冬一番の寒波の中、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
「薔薇の精」、「牧神の午後」、「レ・シルフィード」、そして「ペトルーシュカ」と、バレエ・リュスの名作4作品を上演する今回の公演、新春にふさわしい、華やかな舞台となりました。
舞台を終えたばかりの出演者の写真を昨日の上演順にお届けします。
幕開けを飾った「薔薇の精」は、ベルリン国立バレエ団のディヌ・タマズラカルさんと吉川留衣が共演。
2人とも今回が初役、そして初共演でしたが、そんなことをまったく感じさせない息の合った舞台でした。タマズラカルさんと吉川は明日(1/14)再び共演します。
そして、本日(1/13)は、高村順子が少女役で登場。本日の舞台もご期待ください。
続きまして、「牧神の午後」を踊った、ウラジーミル・マラーホフさんと上野水香です。
ひとつひとつのポーズが絵画のように美しく、舞台袖で舞台を観ていたダンサー、スタッフも一時も目が離せませんでした。
こちらは、「レ・シルフィード」の吉岡美佳と木村和夫ペア。
何度もパートナーを組んできた2人の舞台は、音楽と踊りが一体となり、美しいハーモニーを奏でていました。
「レ・シルフィード」はキャストが日替わりのため、吉岡は今日は(1/13)マラーホフさんと、木村は明日(1/14)小出領子と踊ります。
最後に、「ペトルーシュカ」終演後の1枚です。
左からムーア人役の後藤晴雄、バレリーナ役の小出領子、ペトルーシュカ役のマラーホフさん、シャルラタン役の柄本弾です。
マラーホフさんがずっと日本で演じたいと願っていた「ペトルーシュカ」。マラーホフさんのその強い想いが共演していたダンサーたちにも伝わり、感動的な舞台を創り上げていたように思います。
長年の夢が叶ったマラーホフさんは、本当に嬉しそうでした。
終演後、ステージに集まった東京バレエ団のメンバーに向けて、マラーホフさんからご挨拶がありました。
マラーホフさんが初めて東京バレエ団と共演したのは18年前。毎回暖かく歓迎してくれる東京バレエ団をもうひとつの家族のように感じ、東京バレエ団との共演をとても楽しんでいるということでした。
マラーホフさんからの嬉しい言葉を聞き、出演者、スタッフ全員が笑顔で初日の公演を終えることができました。
マラーホフさん、ありがとうございます!
そんなマラーホフさんとの<ニジンスキー・ガラ>は、本日と明日の2日!
ブログだけではお伝えできないほど、見どころ満載の舞台を、ぜひ皆様も劇場でご覧になってください!
皆様のご来場をお待ちしております。
[稽古場より]1月第1週
[ 稽古場より ]
2012/01/11
皆さま、こんにちは。森川茉央です。
いよいよ明日(1/12)から、<ニジンスキー・ガラ>公演がはじまります。
写真は、ゲスト出演されるウラジーミル・マラーホフさんと。
僕は1/13(金)に、「ペトルーシュカ」のムーア人役でマラーホフさんとご一緒させていただきます。
先週、1月5日(木)から再びジャン=マリ・ディディエールさんが振付指導のために来日されました。
まずは、「ペトルーシュカ」のリハーサル風景から。
ロシアのお祭りのにぎやかな雰囲気を表現するために、とにかく元気よく、楽しく、エネルギッシュにと指導がありました。
この作品では、ソリスト役以外も、1人1人違った役柄があります。
たとえば、“熊”であったり、“酔っ払い”や“バラライカ弾き”、“のぞきからくり屋”など、たくさんのダンサーたちがそれぞれの役を演じているんです。
そして、1月9日(月・祝)からはゲストのマラーホフさんがリハーサルに参加されました。
同じ作品でも、バレエ団によって少し振付の違いがあるので、ジャン=マリさんとマラーホフさんで資料映像を見ながら打ち合わせをしていました。
続いて、「薔薇の精」のリハーサルです。
ゲストのディヌ・マラズラカルさんと少女役の(吉川)留衣さんです。
写真には撮れませんでしたが、マラーホフさんがタマズラカルさんに直接指導する場面もありました。
さぁ、3つ目は「牧神の午後」です。
「牧神の午後」は独特なポーズが多くて大変そうです。
1月3日のニューイヤーオペラコンサートで初めて「牧神の午後」を踊られた(後藤)晴雄さんも、マラーホフさんのリハーサルを見て勉強されていました。
最後は、「レ・シルフィード」。今回は演目が多くて大変です(笑)
この作品は、僕が入団してから初めて上演する演目ですが、感想はコールド・バレエがとにかく大変・・・。
フォーメーションの移動が多いのです。
でも、東京バレエ団が世界に誇るコールド・バレエならではの見どころたっぷりのステキな作品なので、とても楽しみですね。
詩人役のカズさん(木村和夫)のステキなアラベスクを1枚。
本当にきれいです。
東京バレエ団は1月3日から2012年をスタートし、明日本番を迎えるのですが、ダンサーみんなが4つの作品それぞれに集中し、お客様に少しでも多くの感動と元気をお届けできるように努力しています。
お客様が劇場に足を運んでくださるからこそ、僕たちダンサーは舞台に立つことができます。
皆様への感謝の気持ちを忘れずにがんばっておりますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
最後に、今回のサービスショット。
リハーサル中に撮っていたビデオを、すごくうれしそうに受け取るカズさん。
以上、本番前最後のスタジオリハーサルの様子をお届けしました。
[稽古場より]12月第2、3週
[ 稽古場より ]
2012/01/05
ブログをご覧の皆様、あけましておめでとうございます!田中結子です。
新しい1年が始まりました。
昨年も、東京バレエ団に暖かいご支援をいただき、ありがとうございました。
2012も昨年以上の舞台をお届けすべく、1週間の冬休みを終えた私たちは、一昨日(1/3)からバレエ団に戻り、早速クラスレッスンをスタートしました!
1週間ぶりのクラスは・・・身体が言うことを聞きません(汗)
実は、昨年末は東京バレエ団にとって初めての事件(?!)が起こりました。
2012年第一弾の稽古場レポートでは、そんな昨年末の様子をお届けします。
2011年最後の公演となった「ザ・カブキ」は、東京公演2回と西宮、島根での公演がありました。
今回から、モニターの映像がリニューアルされました!
東京の名所が映し出されたこの新しい映像は、高橋竜太さんが作ったもの!
素晴らしい!!
「ザ・カブキ」の初演の時に、日本的な立ち居振る舞いの所作指導をしてくださった花柳流家元 花柳壽輔先生の愛弟子である、花柳達真先生が今回も所作指導に来てくださいました。
こちらは、おかると現代のおかるの着物の所作を指導されているところです。
そして、今回の公演(12/17)では、25年に渡って由良之助役を踊ってきた(高岸)直樹さんの国内最後の舞台でした。カーテンコールに出る直前の直樹さん。かっこよすぎです。
カーテンコールで、直樹さんにお花を渡す芸術監督の飯田(宗孝)先生。
終演後、顔世御前の水ちゃん(上野水香)と。
その翌日(12/18)は、5代目由良之助の(柄本)弾くんの舞台でした。
こちらは、本番直後、舞台袖に戻ってきた弾くんを激写!
カーテンコール。左から、塩冶判官初役のもっち(宮本祐宜)と顔世の(二階堂)由依ちゃん。
終演後の2人の由良之助、直樹さんと弾くん。
前日に大先輩の最後の踊りをみていた弾くんは、終演後、無事に終わって本当にホッとした様子でした。
公演の後は、毎年恒例のクラブ・アッサンブレのクリスマス会でした。
今年もたくさんの会員の方がご来場くださいました。
日ごろの感謝の気持ちをなかなか直接お伝えする機会が少ないので、今回の公演、そしてクリスマス会では、ポワント基金にご協力いただいた皆様へのメッセージと、使用済のポワントを展示させていただきました。
プリンシパル、ソリストの女性12名が、手書きのメッセージを書きました。
こちらは、1月の<ニジンスキー・ガラ>公演でも展示される予定です。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
慌ただしく東京公演を終えると、私たちは一度スタジオに戻り、12/22から3泊4日のツアーへ出発しました。まずは、12/23の西宮公演。この日の由良之助は(後藤)晴雄さんでした。
今回の公演では、直樹さん、晴雄さん、弾くんの3人が由良之助を踊りました。
3人ともそれぞれ違った魅力があって、皆さんステキでした。
終演後、主要キャストの皆さん。
翌日(12/24)、電車で5時間かけて、私たちは島根へ移動しました。
ニュースで、日本海側に大寒波が押し寄せているとは聞いていましたが、島根へ向かう電車から見える景色は雪で一面真っ白でした。
12/25の島根公演では、奈良(春夏)ちゃんの顔世御前、日本初披露でした。
最終公演を無事に終えた、(友田)弘子先生、奈良ちゃん、弾くん。
公演後に帰京だったため、全員急いでメイクを落として、準備を整えて、バスで出雲縁結び空港へ。
やっと帰れるーーー!と思っていたら・・・・
なんと、雪の影響で飛行機が欠航に!!!!ガーーーーーーーーーーーン!!!!
急遽、もう1泊島根に泊まることになりました(涙)
こちらは、この日の宿泊、交通手段の手配が整うまで待っているダンサーたち。
最終便の飛行機だったので時間も遅く、空港内のお店も閉まってしまってただひたすら待機・・・。
飛行機が欠航になって帰れないというのは、今まで全国各地、国外でもツアーを続けてきた東京バレエ団の歴史の中でも初めてのことだったそうです。
思いがけず延泊となりましたが、翌日振り替えた便は始発便!!
朝6:15にホテルを出発し、離陸は少し遅れましたが無事に東京に帰ってこられました。
そのまま、ツアーに参加していたメンバーはバレエ団に戻り、大掃除と納会。
日本一スタジオの大きい東京バレエ団の大掃除は、日本一大変!
で、写真を撮ることができませんでした。
こうして、東京バレエ団の2011年は終わったのでした。
ブログをご覧の皆様は、どのような年末年始を過ごされましたでしょうか。
2011年は東京バレエ団にとっても厳しい1年となりましたが、2012年は気持ちを新たに取り組んでいきたいと思います。
2012年の最初の舞台は、<ニジンスキー・ガラ>です。今週末にはゲストのウラジーミル・マラーホフさん、ディヌ・タマズラカルさんも来日されます。新春にふさわしい華やかな舞台になることと思います。
ぜひ劇場にいらしてください。お待ちしています。
今年もよろしくお願いいたします!田中結子でした。
