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稽古場より 6月第4週(07/02)
村上美香です。
6月22日(月)から26日(金)の稽古場レポートをお届けします。
梅雨入りして、ますます暑い日が多くなり、毎日のクラスやリハーサルも大変暑い中行われています。
バレエ団の次の公演は、第12回世界バレエフェスティバルで上演される「ドン・キホーテ」、「白鳥の湖」、マラーホフ版「眠れる森の美女」と続きます。
そのためスタジオでは、3演目同時進行でリハーサルを行っています。
私たち団員は、リハーサルが始まる前に新しく配役されたり、振付の確認をするときに、まず過去の公演映像を観ます。
そして、振りを確認してからリハーサルに参加しています。
マラーホフ版「眠れる森の美女」のワルツのリハーサルでは、女性と男性がたくさんフォーメーションを変えながら複雑に動き、踊ります。
立ち居地や、顔・手・足などの体の方向をひとつひとつチェックしていかないといけないので、実はとても大変なんです。
先週の稽古場レポートでも紹介がありましたが、今回のブルーバードは(佐伯)知香と松下(裕次)くんが踊ります。
そして、シンデレラは(渡辺)理恵ちゃんと(柄本)弾くん。
どちらもリハーサルの合間にすごく素敵なポーズをとってくれました。
キレイなんだろうなぁ。皆さんも楽しみにしていてください。
リハーサルを観ていた、今年入団の新人ちゃんたちがかわいい座布団、クッションを使っていたので、写真を撮らせてもらいました。
長時間リハーサルが行われるので、お尻が痛くなっちゃいますよね?!
そして、リハーサルと同時進行で衣裳合わせが始まりました。スタッフさんが地下のロビーに衣裳箱を運んできてくれました。
ほぼ同時に3演目あるので、お衣裳箱の数もいつもの3倍?!大変!!
スタッフの皆様のおかげで、私たちダンサーは気持ちよく舞台に立てるんです。
本当にいつもありがとうございます☆☆
「ドン・キホーテ」には、今回も東京バレエ学校の生徒の皆さんがキューピットとして参加します。
早速、リハーサルがありました。
毎回この子たちの小さいキューピットがとてもかわいいので、今回も楽しみです。
こちらは、(吉岡)美佳さんの若いジプシーの娘。
「ドン・キホーテ」のジプシーとエスパーダの踊りは、迫力のあるシーンです。
このシーンだけではないのですが、上の写真でエスパーダの(後藤)晴雄さんが手にしているのは、リハーサルでたびたびタンバリンの代わりに使用されているザル?カゴ??
エスパーダ役の(後藤)晴雄さんとメルセデス役のハル(奈良春夏)。
2人ともセクシーで美しいです。
続いて、ファンタンゴ。
こちらもなんだか大人っぽいセクシーな踊りです。
キトリの友人を踊る知香と友ちゃん(乾友子)。
2人ともキレイなので、この日のリハーサルでは自然と拍手がおこる時がありました。
本当にすごいです。
こちらは、「ドン・キホーテ」の最後のシーン。
リハーサルでは、ほとんどの女性がこのような扇子を使っています。
こちらは、シオちゃん(森志織)。
ヒムちゃん(氷室友)とゆかちゃん(福田ゆかり)です。
本番用の扇子はもっと大きいサイズなので、なれるまで少し苦労します。
バレエ・フェスティバルで「ドン・キホーテ」のグラン・パ・ド・ドゥを踊る(上野)水香ちゃんも、お願いしたら扇子を持ったポーズをとってくれました。
「白鳥の湖」のリハーサル風景は自分が踊っていて写真が撮れませんでしたが、このように今の稽古場はバレエフェスティバル一色!
皆様、今月末から始まる3年に1度のバレエのお祭りをお楽しみに!
Question to Dancer 第3回 奈良春夏(07/01)
奈良春夏の1枚はこちら。
親戚の家で飼っている天真爛漫なハナちゃん(メス・9歳)との1枚。
■東京バレエ団ダンサーからの質問【木村和夫】
Q.
毎日欠かさず食べている物はありますか?
A.
ゆでたまごです。
自分ではあまり意識していなかったのですが、よく考えたら稽古場でも家でも楽屋でも、食事の時、本番前、小腹がすいたらおやつ代わりにとよく食べているので、「坂東英二か奈良春夏か」と言われたこともあります(笑)
栄養価も高いし、カロリーも1個80キロカロリーくらいであまり気にせず食べられるし、コンビニなどでも売っていて手軽なので、毎日食べています。
■ブログをご覧の皆様からの質問【ペンネーム・お天気雨さん】
Q.
その綺麗な黒髪のお手入れ方法は?
A.
今まで一度も髪を染めたこともないのであまり傷まないのですが、シャンプーもトリートメントもできるだけケミカルフリーのものを使おうと思って、3、4年前くらいからLUSHのシャンプーを使っています。
たくさん種類がありますが、私は固形シャンプーか、液体の石鹸シャンプーの黒ビールシャンプーを使っています。
バレエ団のみんなにも薦めていて、母も私の薦めで使い始めて「髪が増えた」と言ってました(笑)
■ブログをご覧の皆様からの質問【ペンネーム・Kuboさん】
Q.
バレエを辞めようと思ったことはありますか?
A.
あります。中学生の頃に、進路のことで悩んだり、同じくらいの年の子たちについていけなかったりして辞めようと思ったことがありました。その時に、お稽古を休んだりして時間を置いてみたのですが、バレエから離れることができず、やっぱりバレエが好きだということを実感しました。バレエと関わることができるのは幸せなことだと思い、その時から前向きに取り組めるようになりました。
もし東京バレエ団に入団できていなくても、きっとバレエからは離れられなかったと思っています。
Q.
ストレス解消法は?
A.
食べること!(笑)
次の日は制限しますが・・・。
■ブログをご覧の皆様からの質問【匿名さん】
Q.
「ラ・バヤデール」のガムザッティの役作りはどのように行っていますか?
A.
5月に3週間の振付指導を終え、本番まで約2ヶ月半。今は、ガムザッティの情熱的だけど繊細な女性像など、自分なりの役柄の解釈もありますが、まずは振りを覚えて、体にしみ込ませること、そして振付指導にいらっしゃったオルガ(エブレイノフ)先生に指導いただいたことを忠実に守ることからと思っています。
振付指導の時にたくさんのことを教えていただき、感じたこともたくさんありますが、今はまだ役作りも未熟だし、まだまだできていない部分も多いです。本番まで練習を重ねる中で、自分なりの方向性を見つけて、ガムザッティという役をもっともっと深めていきたいと思います。
今までも大きな役に挑戦させていただく機会はありましたが、リハーサルを見てきた作品と初演では違いますし、私はあまり器用なほうではないので、舞台へ向けて今はひとつひとつこなしていこうと思っています。
次回は、平野玲。
奈良から平野への質問をお楽しみに!
平野への質問は、>>>こちらから
ほかのダンサー、東京バレエ団への質問も随時受け付け中です。
皆様からの質問、お待ちしてます!
稽古場より 6月第3週(06/23)
こんにちは。森志織です。
今回は、「ジゼル」も終わり、皆さんも楽しみにされているであろうバレエフェスティバルの全幕プロ
のリハーサルが始まりましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
が、先週は月曜日に「ジゼル」が終わり、火曜日は体休めの貴重なお休みだったので、3日分しか
お伝えできないのが残念です。。。
なので、今回は1日ずつ稽古場の様子をレポートしたいと思います!
レッスン前に(上野)水香ちゃんとスタジオにて。
◆6月17日(水)
この日は、「ドン・キホーテ」2幕の夢の場と、闘牛士、セキディーリャのリハーサルがありました。
夢の場は中スタジオで、闘牛士は大スタジオで、同じ時間に行われていたのですが、大スタと中スタ
の間にあるドアがあいた時、闘牛士を指導していた芸術監督補の(高岸)直樹さんの
「君たちもスターだっ!!」
という声が!
中スタの女性陣は、密かに圧倒されていました。
闘牛士には、入団2年目の(森川)茉央くんが今回初めて挑戦します。
(左:森川茉央、右:高岸直樹)
メルセデスははるちゃん(奈良春夏)。
はるちゃんのメルセデスは美しく、姐御です。
闘牛士のリハーサルの後は、セキディーリャのリハーサルが始まりました。
音をかける前の振り確認だと思っていたら、しょっぱなの動き出しのポーズから
「もっと情熱的に、体を大きく使って!!」
と、直樹さんに言われ、女性陣はまたまた圧倒されてしまいました。
改めて、直樹さんの熱さを感じた1日でした。
◆6月18日(木)
この日は、2幕グラン・パ・ド・ドゥの女性7人と闘牛士、8人の女性たち、エスパーダとメルセデス、
ジプシー、そしてマラーホフ版「眠れる森の美女」のブルーバードのリハーサルが行われました。
リハーサルの様子をお届けする前に、入団して2ヶ月たち、そろそろバレエ団にも慣れてきたであろう
新人さんたちのクラスレッスンを写真におさめてみました。
みんな、(友田)弘子先生の注意を真剣に聞いて一生懸命レッスンに励んでいます。
クラスの後は、20分後にリハーサルが始まります。
20分間の空き時間には、皆さんそれぞれ新作の「ラ・バヤデール」だったり、バレエフェスティバル
のマラーホフ版「眠れる森の美女」だったり、「ドン・キホーテ」だったり、「白鳥の湖」だった
り、“オマージュ・ア・ベジャール”で初演する「鳥」だったり、各自練習。
その姿を見ると、改めて予定がびっしりだということに気づきました。
では、リハーサルの様子にうつります。
「ドン・キホーテ」のジプシーのリハーサルは、動きが激しくて写真がぶれてしまって載せられませ
んでしたが、私は2001年の初演の時からこのジプシーの踊りが大好きです。
今回初役の人もいますが、みんながんばってステキな踊りを見せてください。
続いて、「眠れる森の美女」のブルーバード。
今回はブルーバードはまっつん(松下裕次)、フロリナは(佐伯)知香ちゃんが初挑戦します。
踊っている写真は撮るのが本当に難しいので、特別にポーズをとってもらいました。
2人ともがんばってね!
◆6月19日(金)
この日は、朝から皆さんに協力してもらい、2日前に届いたばかりの新しいレオタードで集合しても
らいました。
ここに写っている全員が、Yumikoのオーダーレオタードです。
みんなおしゃれを楽しみながら、忙しい日々を乗り越えています。
私が注文した分もそろそろ届くので、楽しみです。
レッスン後、水香ちゃんが直樹さんを相手にバレエフェスティバルのガラで踊る「ドン・キホーテ」
のグラン・パ・ド・ドゥの練習をしていましたので、その様子を1枚。
では、リハーサルですが、中スタでは「白鳥の湖」2幕、「眠れる森の美女」の妖精たち、大スタでは
「ドン・キ」の2幕の夢の場、セキディーリャ、ジプシー、「眠り」3幕のシンデレラのリハーサルが
ありました。
相変わらず、(高村)順子さんのキューピットはかわいすぎます!
セキディーリャは、去年の公演のこともあり、みんな気合十分でのぞみ、「この前よりも情熱的で
いい」とお褒めの言葉をいただきました。
よかった!この調子で本番まで気合入れていきます。
「眠れる森の美女」3幕のシンデレラは(渡辺)理恵ちゃん、フォーチュン王子は(柄本)弾くんが
初挑戦します。
理恵ちゃんはなんて儚げなのでしょう。そして、ポーズも美しい。
写真を撮るのが楽しくてしょうがなかったです。
リハーサルが始まる前も、終わった後も熱心に2人で練習していました。
以上、こんなかんじで本番に向けて全員でがんばっています。
応援よろしくお願いします。そして、本番をお楽しみに!
稽古場より 6月第2週(06/17)
稽古場レポート初登場の柄本武尊です。
今回の「ジゼル」公演も無事に終わりました。
観に来てくださった皆様、どうもありがとうございました。
私は今回貴族で出演していたので、このような格好をしています。
左が私、右にいるのは弟の弾です。
ではまず、目黒にあるバレエ団から五反田のゆうぽうとホールに移動した2日目の、舞台リハーサルの
様子を紹介したいと思います。
アルブレヒトはゲストのフリーデマン・フォーゲルさん、ジゼルは(吉岡)美佳さんです。
こちらはパ・ド・ユィット。
ヒラリオンの木村(和夫)さんがアルブレヒトの正体を暴くシーンです。
そして、2幕。
コールドがとても美しいですね。
こちらは、12日(金)と15日(月)の学校公演で初めてジゼルを踊った(佐伯)知香さんです。
舞台に向けて、髪をセットしているところです。
ヒラリオンの履くブーツを直してくださっているスタッフさんです。
舞台は、ダンサーだけではなくいろいろな方の支えがあって成立しています。
そして、バレエフェスティバルで上演される「白鳥の湖」の頭飾りを作ってくださってるメイクさん
と、それを手伝っていた(?)氷室(友)さんです。
ゲストのフォーゲルさんと、4週間ゲストティーチャーとしてクラスレッスンを担当してくださった
ヤニック・ボカン先生です。
今回で4回目となるヤニック先生のクラスは、団員みんなから大人気です!
学校公演を無事に終えた直後のジゼルの知香さんとアルブレヒトの長瀬(直義)くん、そしてヤニック先生。
初役で、そして主役というのはとても緊張したに違いないと思いますが、とてもきれいな舞台でした!
おめでとう!!
「ジゼル」公演終了後は、1日お休みがありましたが早速次の世界バレエフェスティバル全幕特別
プロの「ドン・キホーテ」のリハーサルが始まります。
また皆様に会場に来ていただけるよう精一杯リハーサルに励むので、次回もぜひ観にいらして下さい!
新着情報 「ジゼル」学校公演報告!(06/13)
東京バレエ団公演「ジゼル」公演が、11日(木)に開幕しました。
初日に続き昨日、ゆうぽうとホールでは十文字学園中学・高等学校の学校貸切公演が行われました。
客席は、元気いっぱいの女子生徒の皆さんで満席。
開演を待つ団員たちも、いつもの公演とはちょっと違う雰囲気を新鮮に感じているようでした。
昨日のジゼルは佐伯知香、アルブレヒトは長瀬直義。
2人とも昨日が全幕作品の初主演となりました。

(Photo:Kiyonori Hasegawa)
2人は、この公演に向けて、他の作品のリハーサルの合間も練習を重ねてきました。
前日に初めて舞台での通し稽古が行われ、2人は昨日の本番に挑みました。
実は今回の学校貸切公演の前に、2人は学校に出向いて事前学習を実施。
初めてバレエを観る生徒の方も少なくなかったので、映像を用いて「ジゼル」のストーリーやマイム
を解説。
事前学習を受け、生徒の皆さんはとても熱心に鑑賞していました。
佐伯のジゼルは、可憐でかわいらしく、とても純粋。
長瀬のアルブレヒトは、若々しく、ジゼルへの思いがストレートに表現されていました。
それぞれのジゼル、アルブレヒトが創り上げられ、生き生きと踊る2人の姿がとても印象的でした。
全幕主演が初めてとは思えないほど、堂々と踊りきった2人には、大きな拍手が贈られました。

(Photo:Kiyonori Hasegawa)
2人の新しいジゼルとアルブレヒトの誕生です。
本番中、舞台袖で控える団員、スタッフも2人のデビューを見守っていました。
多くの人の応援の中、無事に全幕を踊りきり、ホッとした表情を浮かべていた佐伯と長瀬。

2人は、15日(月)の学校貸切公演で再び「ジゼル」を演じます。
本公演で2人の共演が実現する日をお楽しみに!
